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酪農家

尽くした分だけ牛たちが返してくれる

牧場の経営者となるため、牛たちの管理責任はとても大きなものになります。大変ではありますが、手をかけて尽くしてあげた分だけ乳量となって返ってくるのも事実です。

体験や経験を積んでチャレンジ

すぐに牧場経営者になれるわけではありません。まずは牧場で体験をしてみたり働いてみて本当に自分に合っているのか確かめましょう!宗谷では色んな牧場が新規就農を応援してくれますよ!

自己管理をしっかりできれば体力面は大丈夫!

全ての作業を自分で行うので体力面での負担も大きいと思われがちですが、一通りの作業をマスターしてからの就農になるうえ、自分の働く時間は自分で管理できるので安心を。

最低限なことをきちんとこなせば、自由に働けます!

朝と夜の搾乳作業があるものの、それ以外の作業に関しては自分次第で自由にできるのが酪農家の魅力じゃないでしょうか。責任を持って牛たちの管理をすれば、あとは縛られずに自由に暮らせます。

お仕事の流れ

1日の流れ

  1. 06:00〜出勤、餌やり・掃除・仔牛のお世話など
  2. 07:00〜搾乳
  3. 08:30〜搾乳終了
  4. 09:00〜えさ寄せ作業
  5. 09:30〜午前の作業終了、休憩
  6. 19:00〜搾乳
  7. 20:30〜搾乳終了
  8. 21:00〜片付け・作業終了

1年の流れ

  1. 4〜10月TMRセンターの手伝い、草地管理、堆肥の散布
  2. 6〜8月牧草の収穫
  3. 12〜3月除雪作業

先輩の声

Q1北海道宗谷で働くことになったきっかけはなんですか?

東京出身なんですが、小学生の頃に山村留学で宗谷の牧場さんにお世話になったのが全てのきっかけですね!その後も夏休みなどを利用して宗谷の牧場で働いたりしていると周りの人からも「向いてるよ!」と言ってもらえるようになり、本気で酪農家になりたいと思いました。この牧場も、小学校の時に訪れた牧場の跡を継ぐ形で就農したんです。

Q2働き始めてからピンチはありましたか?

物価や乳価の関係で厳しい状況ではありますが、経営は常に前向きに考えていきたいと思っています。

Q3お仕事の魅力を教えてください!

生きている牛を相手にしている大変な仕事なのは事実ですが、自分が尽くした分は牛が返してくれるので責任感もやりがいもありますね!9年目になり、現在いる牛たちは全て自分の牧場で生まれた牛なのですが乳量もだんだん増えていたりと自分が頑張ってきたことが数字で表れてきているのは嬉しいですね。

鷲尾 健さん 勤続年数/9年目

これから目指す方へ

酪農家になりたいのであればまずは色々な牧場で体験をしてみるのをお勧めします!各牧場によって考えも作業方法も本当に様々なので、自分が大切にしてきたいことを見つけるきっかけにしてほしいですね。宗谷にも様々な牧場があるので学びに来てください!

その他の職種もチェック!

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  • 従業員
  • TMRセンター
  • 乳業工場
  • 酪農機器メーカー
  • 生乳運搬業
  • 家畜運送業
  • 酪農ヘルパー
  • 乳牛検定員
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  • 公共牧場
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