File #10

授精師

経験を重ね、着実に力に

資格も必要な授精師というお仕事。現場ごとに状況や条件が違う環境で、正確な判断が必要とされるため、経験値はとても大切です。

農家さんとのコミュニケーション

ここ数日の牛の様子をきちんとヒアリングしたり、相手の意見を聞いたうえで提案や相談をしなければいけません。しっかりと会話をして農家さんにも不安を抱かせないように!

夕方以降はプライベートの時間に!

その日の朝に来る授精依頼に基づいて1日のスケジュールが決まるものの、夕方以降に急な依頼が入ることはほとんどありません!お仕事が終わる時間が安定してるのは魅力ですね。

牛と人の両方と、繊細なコミュニケーションをとるお仕事

触診した際に出来るだけ多くの情報を感じ取って、作業を進めていくことが何よりも大切な授精師というお仕事。それだけでなく、農家さんとの話し合いも大切な業務の一つです。

お仕事の流れ

1日の流れ

  1. 06:45〜出勤
    授精依頼の来ている牧場を1日10〜15件ほど回ります。
  2. 11:00〜データ入力などの事務作業
  3. 12:00休憩
  4. 13:30〜午後の分の牧場を回ります。
  5. 15:30退勤

1年の流れ

  1. 6〜9月放牧を行っている農家さんが増えるので、少し残業することも

先輩の声

Q1宗谷を選んだ理由が知りたいです!

神奈川県出身なんですが、授精師の資格を取った際に紹介されたのが宗谷エリアでした。実際に来てみると生活には困らなさそうだし、都会のにぎやかな感じよりも自分に合っている気がして、ここで働くことを決めました!

Q2お仕事の魅力を教えてください!

牛がきちんと妊娠できたときに、農家さんから「ありがとう」と言ってもらえるのはやっぱり嬉しいです。自分がやっていることの成果が目に見える形になるのは仕事をしている上でモチベーションになりますね。授精師ごとに記入する成績表もあるので、向上心をもって働けます◎

Q31人前になるまでどれくらいかかりますか…?

色々な牛を見て、様々な状況を経験していくことが大切なので、1人前になるまでは3年くらいかかるかな、と思っています。1年ほど先輩授精師と一緒に現場を回った後は独り立ちするのですが、その期間も不安や疑問があったらすぐに経験豊富な先輩に相談することが大切です。

三森健太さん 勤続年数/15年目

これから目指す方へ

人が一人ひとり違うように、牛も1頭1頭状態が違います。そのことをしっかり意識しながら、注意深くそして向上心を持って働くことが授精師としては何より大切です!勉強会などにも積極的に参加して新しい知識を取り入れて頑張っていきましょう◎

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